音楽を持ち歩こう。
モバイル機器を試す!





1.PDA(東芝、GENIO e550G)

2.MD(ビクター製)

3.FMV LOOX S8/70

4.カード型ラジオ

5.CASIO EXILIM EX-M1





お気に入りの音楽を気楽に持ち出し、外出先でも聴くことは普通のことですね。
ポータブルのCDプレイヤーとかMDが一般的ですが、パソコンの急激な普及によって、パソコン内に保存されたサウンドファイル(注1)を、記憶メディア(注2)に移し替え利用できるMP3プレイヤー(注3)が徐々に人気を集めています。
上で紹介した機器では、PDA(東芝、GENIO e550G)CASIO EXILIM EX-M1がこれに相当します。
最近では、携帯電話などにも展開され始めています。

CDプレイヤーとかMDは、ディスクを回転させる駆動装置とかデジタル化された情報を読み取るためのヘッドが必要ですから、サイズを小さくすることや重量の軽量化に物理的な限界がありますし、ウオーキング時など機械が揺れると音飛びを起こします。
勿論、音飛び対策として数十秒のバックアップをとったり、アンチショックピックアップなどの採用で、一昔が嘘のような進歩を遂げてはいますが、連続した振動には万全ではないんですね。

MP3プレイヤーは、いろいろな種類の記憶メディアを使いますが、取り込んだサウンドファイルを電気信号として取り出すだけなので、駆動装置やヘッドの必要がないので、かなりコンパクトで軽量に作れるのです。
また、構造的にどんなに激しく揺すっても音飛びなどの現象は起きません。

では、MP3プレイヤーがCDプレイヤーとかMDより全て優れているかというとそうでもないのです。

まず、CDプレイヤーは、レコードショップでCDを買った瞬間から聞けるし、デジタルの情報量もオリジナルですからこれ以上望みようがないほどリッチです。
大きく重い点と音飛びさえなければ理想的なんですが。。。

MDは、CDからダビングしなければなりませんが、パソコンが必要なく、どこの家にもあるCDプレイヤーには、ほとんど標準でMDへの録音装置が付いていますから、ダビングに苦労することが少なく、メディアの容量が大きいのでCDをそのまんまハイクオリティーでコピーでき、最近ちらほら見かけるコピーガード付きのCDでも問題なく録音できるのが魅力です。
現在もっとも普及しています。

MP3プレイヤーは、パソコンで作ったサウンドファイルを移さなければならないので、パソコンが必要なこと、サウンドファイルと記録メディアにはいくつもの規格が乱立しているため、それに応じたソフトを用意しなければならないこと、メディアの容量が少ないので色々な圧縮技術(注4)を取り入れているため音質が良くなく、とても高価なことなどが欠点です。
しかし、今後急速に記録メディアの容量が増えてきますし、価格も下がってきていますから、パソコンの普及に応じてそのコンパクトで軽量な点や音飛びがないこと、曲の頭出しが一瞬で出来ることなどから携帯音楽プレイヤーの主力となるのではないでしょうか?
また、サイズと重量はポータブルCDと変わらないのですが、5〜20GBのハードディスクを内蔵したMP3プレイヤーも出てきて、5000〜8000曲の保存が利く凄まじいものもあります。


サウンドファイルの形式について。(注1)
MP3 MPEG形式の圧縮技術を元にしたもの。
マックやWin等のOSで使用できるため、利便性が高く、もっともポピュラーな形式です。
WMA Winに付いてくるメディアプレイヤーの保存形式で、WAVEの進化、改良されたもので、MP3より低容量で音質がよいとMSは言ってます。Winとの親和性が高く、スタンダードな圧縮技術の一つです。
ATRAC3 ソニーが開発した圧縮技術で、ハイクオリティーの録音が可能ですが、著作権保護機能があり、使い勝手がよくありません。
AAC MP3の発展型圧縮技術です。当然MP3より高音質、高圧縮を誇りますが、まだ発表されたばかりで、この形式に対応した機器は無いようです。今後の期待のホープですね。
WAVE 旧世代のWinに標準で付いていたものです。圧縮なしでCDをダビングするため、ハードディスクがいくらあっても足りません。勿論データーを圧縮出来るのですが、急速に音質が悪くなるためWMAに世代交代しました。



記憶メディアの種類について。(注2)
デジカメなどでお馴染みのものですね。
SDカード、CFカード、MMC、スマートメディア、メモリースティックなどがあります。


MP3プレイヤーには、メーカーによっていろいろな呼び方があります。(注3)
シリコンプレイヤー、デジタルメモリーオーディオ、デジタルプレイヤーなどがそうですが、同じものだと思って下さい。


MP3の圧縮技術について。(注4)
人間の可聴可能な音域は20〜20000Hzといわれています。
CDには22000Hzまでの情報が記録されていますので、MP3では余り音質に影響しない16000Hz以上の音域を、WMAでは20000Hz以上の音域をカットして情報量を1/10程度にまで減らしています。





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